1980年 四六判 200+212+203+203+40+あとがき 帯欠 函ヤケ、背イタミ、汚れ、天部時代シミ多 本体表紙ヤケ、汚れ、下角僅破れ 天地小口少ヤケ、汚れ
1980年 四六判 200+212+203+203+40+あとがき 帯欠 函ヤケ、背イタミ、汚れ、天部時代シミ多 本体表紙ヤケ、汚れ、下角僅破れ 天地小口少ヤケ、汚れ
“闇の王国から送る70年代への挽歌
「幻想博物館」「悪夢の骨牌」「人外境通信」「真珠母の匣」4部作を改訂し、あらたに4編を加えて完成した、54の短編小説によるとらんぷ。
不思議の館の、狂気と反時間のゲームへと誘う。”(宣伝文)
目次:
【幻想博物館】
juillet 火星植物園/aout 聖父子/septembre 大望ある乗客/octobre 影の舞踏会/nobembre 黒闇天女/decembre 地下街/intermede チッペンデールの寝台 もしくはロココふうな友情について/janvier セザーレの悪夢/fevrier 蘇るオルフェウス/mars 公園にて/avril 牧神の春/mai 薔薇の夜を旅するとき/juin 邪眼
【悪夢の骨牌】
I 玻璃の柩のこと並びに青年夢魔の館を訪れること
janvier 水仙の眠り/fevrier アケロンの流れの涯てに/mars 暖い墓
II ビーナスの翼のこと並びにアタランテ獅子に変ずること
avril 大星蝕の夜/mai ヨカナーンの夜/juin 青髯の夜/intermade 薔薇の獄 もしくは鳥の匂いのする少年
III 戦後に打上げちれた花火のこと並びに凶のお神籤のこと
juillet 緑の唇/aout 緑の時間/septembre 緑の訪問者
IV 時間の獄のこと並びに車掌車の赤い尾灯のこと
octobre 廃屋を訪ねて/novembre 戦後よ、眠れ/decembre 闇の彼方へ
【人外境通信】
juillet 薔薇の縛め/aout 被衣/septembre 呼名/octobre 笑う椅子/nobembre 鏡に棲む男/decembre 扉野彼方には/intermede 藍色の夜/janvier 青猫の惑わし/fevrier 夜への誘い/mars 美味追真/avril 悪夢者/mai 薔人/juin 薔薇の戒め
【真珠母の匣】
I 三人姉妹予言に戦くこと並びに海の死者のこと
janvier 恋するグライアイ/fevrier 死者からの音信/mars 海の雫
II 老女独り旅のこと並びにセーヌ河に浮かぶ真珠のこと
avril 幻影の囚人/mai ピノキオの鼻/juin 野菜い嘘/intevmede 虚(うろ)
III 花火と殺人の誘いのこと並びに青は紅に勝つこと
juillet 紅と青と黒/aout 金色の蜘蛛/septembre 青い贈り物
IV 砂時計の砂の滅びのこと並びに翔べない翼のこと
octobre 無の時間/novembre 盗まれた夜/decembre 絶滅鳥の宴
【J】
影の狩人/幻戯
あとがき