1992年12刷 ページ部分11.2×16.8 P370+索引P26 函少ヤケ、汚れ 末尾奥付ページ少シミ汚れ
1992年12刷 ページ部分11.2×16.8 P370+索引P26 函少ヤケ、汚れ 末尾奥付ページ少シミ汚れ
著者アンリ・マスペロの死後に発見された、道教に関する論考の原稿三篇を整理して収める。ほかに1922年発表の論文「老子と荘子における聖人と生の神秘的体験」を再録。
目次:
日本版のための編者序文
編者序文
【I 中国六朝時代人の宗教信仰における道教】
一 道士と不死の探究 ―肉体的な術―
二 精神の術 ―内観・冥想・神秘的合一―
三 道教の教会と信者の救済 ―制度と儀式―
【II 詩人ケイ《禾+尤の下に山》康と竹林七賢のつどい】
【III 西暦初頭数世紀の道教に関する研究】
序文 ―文献学的に―
一 個人の宗教生活と不死の探究
1 外面的宗教生活 ―実践と修行
a 不死の道への第一歩 ―倫理的生活と「徳行」
b 生理的実践 {(1)錬金術の実践 (2)食餌法の実践 (3)呼吸の実践 (4)性的実践 (5)体操の実践}
2 内面的宗教生活 ―神々および道士と神々との関係―
a 道教の神統譜
b 最高の神々と神秘的冥想
二 道教教団と一般大衆の信仰
1 黄巾時代の教団組織
2 集団的な祭りと儀式
3 死者のための儀式
4 集団的道教と個人的道教 ―神々の観念の進展―
5 張天師に関する附論
三 道教と、中国仏教のはじまり
四、附論 ―道家的宗教の起源と漢代までの発展に関する歴史的研究
1 荘子の時代の道家における不死の術と生の神秘的経験
2 秦漢時代の道教
【IV 老子と荘子における聖人と生の神秘的体験】
〔附録〕道教の神々 ―いかにしてこれと交感するか―
文献一覧
年表
あとがき
索引