1988年10刷 ページ部分11.3×16.8 P255 函ヤケ、少汚れ
1988年10刷 ページ部分11.3×16.8 P255 函ヤケ、少汚れ
清の敦崇による、北京の一年を通じた行事・習慣・風俗・名所・食物などの記録『燕京歳時記』を翻訳。
目次:
例言
序
正月
{元旦/八宝荷包(かざりのきんちゃく)/祭財神(福神の祭)/破五(正月五日)/人日(正月七日)/順星(星祭)/打春(立春)/灯節(灯龍の節句)/筵九(正月十九日)/開印(御用始め)/灯鬼(鬼やらい)/填含(倉の神の祭)/大鐘寺/白雲観/曹老公観/廠甸児(琉璃廠)/東西廟(東廟と西扇)/土地廟/花児市(はないち)/小薬王廟・北薬王廟/《而の下に女》耗子(ねずみ使い)・《而の下に女》猴児(猿まわし)・《而の下に女》苟利子(でくにんぎょう)・《足+包》旱船(陸船)}
二月
{太陽《米+羔》(太陽菓子)/竜抬頭(竜の起きあがり)/春分(彼岸の中日)/清明(清明節)/売小油鶏・小鴨子(ひよこ売りとあひるこ売り)
三月
{三月三(桃の節句)/蟠桃宮/東獄廟/潭柘寺/戒台/天台山/換季(衣換えの季節)/黄花魚・大頭魚(いしもちとあかたなご)}
四月
{捨緑豆(結縁豆)/万寿寺/西頂/妙峯山/ヤア《髟の下に了》髻山/北頂 東頂を付す/楡銭《米+羔》(にれのはなのもち菓子)/黄《麗+鳥》(うぐいす)/芦筍・桜桃(あしのめとゆすらうめ)/涼炒麵(初夏のむぎこがし)/《王+攵》瑰花・芍薬花(ばらの花としゃくやくの花)}
五月
{端陽(端午の節句)/雄黄酒(硫黄酒)/天師符(天師のおふだ)/菖蒲・艾子(しょうぶとよもぎ)/綵糸繫虎(色糸で虎を繋ぐ)/剪綵為葫蘆(色紙をきってひょうたんを作る)/賜葛(葛織の御下賜)/城隍出巡(城隍神の出巡)/過会(にわかの行列)/都城隍廟/南頂/十里河/瑤台/磨刀雨(五月十三日の雨)/分竜兵/悪月(陰暦の五月)/石榴・夾竹桃(ざくろときょうちくとう)/五月先児(わせとうもろこし)/甜瓜(まくわうり)/染指甲(爪染め)}
六月
{六月六(本の虫干し)/洗象(象洗い)/祭馬王(馬王祭)/祭関帝(関帝祭)/賜氷(氷の御下賜)/換葛紗(葛紗に着換える)/中頂/十刹海/掃晴娘(てるてる坊主)/酸梅湯(すうめのジュース)/西瓜}
七月
{《ノの下に去》針(針占い)/鵲填橋(鵲の橋架け)/中元/荷葉灯(蓮の葉ちょうちん)・蒿子灯(よもぎちょうらん)・蓮花灯/法船/盂蘭会(うらぼんえ)/放河燈(灯籠流し)/江南城隍廟/金鐘児(すずむし)/菱角・鶏頭(菱の実と鬼蓮の実)/棗児・葡萄(なつめとぶどう)
八月
{中秋/月光馬児(月神の画像)/九節藕(九節の蓮根)/蓮弁西瓜(蓮花形に切った西瓜)/月餅/兎児爺攤子(兎児爺の露店)/皀君廟(かまどの神の廟)}
九月
{九月九(重陽の節句)/釣魚台/花《米+羔》(色付けのもち菓子)/九花山子(菊のたな)/糟蟹(かにの糟漬)・良郷酒・鴨児広(西洋梨)・柿子(かき)・山裏紅(さんざし)/財神廟(福神の廟)}
十月
{十月一 (十月一日)/添火(炉開き)/仰山窪/売憲書(暦売り)/風箏(たこ)・ケン《革+建》児(はね)・琉璃喇叭(がらすらっぱ)・《口+布》《〃》《口+登》(ポンピン)・太平鼓(うちわだいこ)・空鐘(ディヤポロ)/走馬灯/《足+易》玉(けまり)/《虫+曲》《〃》児(こおろぎ)・聒聒児(くつわむし)・油壺盧(えんまこおろぎ)/栗子(くり)・白薯(さつまいも)・中果・南糖(あめ菓子)・薩斉瑪・芙蓉《米+羔》・氷糖壺盧(あめかけのくしざし)・温朴(こささんざし)/水鳥他・《女+乃》烏他/赤包児(きからすうり)・門姑娘(姫だいだい)・海棠木瓜・《さんずい+区の旧字》朴(まるめろ)/梧桐(しめ)・交嘴(いすか)・祝頂紅(べにすずめ)・老西児・燕巧児/冬笋・銀魚(たけのことしらうね)}
十一月
{翻褂子(褂子に着換える)/月当頭(月天心)/冬至/九九消寒図/《手へん+施の旁》牀(そり牽き)/溜氷鞋(スケート靴)/打氷(氷の切りとり)/賜貂(冬期の手当)}
十二月
臘八粥(師走八日のかゆ)/大白菜(塩漬け白菜)/雍和宮熬粥(雍和宮のかゆたき)/麃鹿賞/封印(御用仕舞)/封台(舞台仕舞)/放年学(学年休み)/祭竈(かまど祭)/春聯/門神/画児棚子(絵売店の蓆小屋)/除夕(おおみそか)/《足+麗》歳(ごまがらふみ)/年飯(年越しのお供え)/唐花(温室咲きの花)/蔵香(チベット香)/揺銭樹/圧歳銭(おとし玉)/紅票児(色紙の手形)/挂千(切り紙のおしめ)/天地卓(万神のおかざり)/辞歳(年送りの挨拶)/迎喜神(喜神迎え)}
跋
解説