現代思想 2012年10月臨時増刊号 総特集:柳田國男 『遠野物語』以前/以後 青土社

1,100円(税込)

2012年 14.4×22.1 P246

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商品の説明


2012年 14.4×22.1 P246

目次:
【物語の根源】
神話論理としての(藤井貞和)
百物語怪談集としての『遠野物語』(東雅夫)
寒戸の婆と赤猪子 忘れられた老女の願い(古川のり子)

【衝撃の行方】
最初期の柳田を讃える(川田順造)
「遠野物語』東洋と西洋の最高の結合(ロナルト・A・モース)
見守り続ける厳しい書(日和聡子)
メディア・怪談・超越論(斎藤環)

【日本近代】
オオカミはいかに論じられたか 柳田国男の思考回路(三浦祐之)
祝祭論 柳田国男と折口信夫の「学」(安藤礼二)
常の民家の際にて(中谷礼仁)

【新展開への視座】
『会津物語』は可能か(赤坂憲雄)
柳田國男とグローカル研究 『遠野物語』と『昔話覚書』(石井正己)
私はなぜ『遠野物語』を翻訳したか(ロナルド・A・モース)

【討議】国際化の中の柳田國男 『遠野物語』以前/以後(石井正己、R・A・モース、田中宣一、上杉富之、高木昌史)

【国家の狭間】
“平地人を戦慄せしめよ” 柳田國男の「野蛮の思考」(川村湊)
「ジュネヴの冬は寂しかった。」 柳田國男と国際連盟(木幡洋一)
一国民俗学、比較民俗学、そして世界民俗学へ 柳田國男の見果てぬ夢(上杉富之)

【関係性】
遠野物語と宮沢賢治は可能か(天沢退二郎)
柳田國男とグリム学 遠野物語の位置(高木昌史)

【民俗学の誕生】
伝承の「発見」(田中宣一)
二つのモノの狭間で 柳田民俗学がめざしたもの(松崎憲三)

【少年、女】
極大と極小 国男少年の世界(池内紀)
万華鏡世界の真ん中 「女」の物語として(川野里子)
遠野のこと(大島洋)

【口絵ドキュメント】遠野 1970-1980年代(大島洋)

柳田國男略年譜

その他の詳細情報

販売価格 1,100円(税込)