1990年初版 A5判 P159 帯およびカバー背から端にかけてヤケ
1990年初版 A5判 P159 帯およびカバー背から端にかけてヤケ
“鬼才澁澤龍彦の文業、最後の一冊 古代ギリシャの両性具有像、ベラスケスなどの泰西名画からヘルムート・ニュートンのヌード写真まで――病める澁澤が友人の手を借り、偏愛する裸体画の文化史的背景を軽妙につづった異色の画文集”(帯文より)
目次:
幼虫としての女 バルチュス スカーフを持つ裸婦/エレガンスな女 ルーカス・クラナッハ ウェヌスとアモル/臈たけた女 ブロンツィーノ 愛と時のアレゴリー/水浴する女 フエリックス・ヴァロットン 女と海/うしろ向きの女 ベラスケス 鏡を見るウェヌス/痩せっぽちの女 百武兼行 裸婦/ロココの女 ワットー パリスの審判/デカダンな女 ヘルムート・ニュートン 裸婦/両性具有の女 眠るヘルマフロディトス/夢のなかの女 デルヴォー 民衆の声/美少年としての女 四谷シモン 少女の人形/さまざまな女たち アングル トルコ風呂
あとがき