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ヴィスコンティ 壮麗なる虚無のイマージュ 若菜薫 鳥影社

700円(税込)

2000年 四六判 P256 帯端少破れ カバースレ、汚れ、端少イタミ 天少時代シミ 見返し少剥がし跡

商品の説明

2000年 四六判 P256 帯端少破れ カバースレ、汚れ、端少イタミ 天少時代シミ 見返し少剥がし跡

“華麗に読み解かれるヴィスコンティの映像世界
デカダンスの巨匠ヴィスコンティの主要作品を徹底分析し、その映像美学の核心に迫る。映像と言語の白熱した対話劇。”(帯文)

目次:
序章
 巨匠ヴィスコンティ/ヴィスコンティの美学

第1章 『郵便配達は二度ベル を鳴らす』論
 後姿の侵入者/定着と放浪/発散される欲望/ジョバンナの死

第2章 『揺れる大地』論
 海と大地/家族の没落/海の映画と土の映画/ウントーニの後姿/復活の儀式

第3章 『夏の嵐』論
 オペラ的なものと反オペラ的なもの/ヴェニスという舞台/メロドラマと歴史/背後から語りかける声/復讐劇

第4章 『若者のすべて』論
 家族の写真/ミラノとルカニア/三角関係の地獄/暴力と聖性/汚れなき魂/ロッコの勝利とシモーネの破滅/故郷

第5章 『山猫』論
 『揺れる大地』の方へ、そして『家族の肖像』の方へ/出発する者と見送る者/晩餐会/サリーナ公爵の後姿/大舞踏会

第6章 『地獄に堕ちた勇者ども』論
 ドイツ三部作/神々の黄昏/極端さの戦略/死の舞踏会/マルチンの変容/仮面舞踏会

第7章 『ベニスに死す』論
 ヴェニス/物語と空商/導入部/オテル・デ・バンと砂浜(その1)/中間部/オテル・デ・バンと砂浜(その2)/迷宮/音楽/オテル・デ・バンと砂浜(その3)

第8章 『ルートヴィヒ』論
 戴冠式/王の肖像/権力と空間/王の没落/終わりのない芝居/幻想の城/山小屋の宴/凍りつく死体

第9章 『家族の肖像』論
 告別の歌/家族の肖像/侵入する他者/美青年コンラッドと教授/性宴/絵画と映画/演劇と映画/最後の晩餐

第10章 『イノセント』論
 密やかな告白/愛する眼差し、嫉妬する眼差し/リラ荘/交錯する視線/隠された主題/死体、後姿、そして凍りつく画面

あとがき
参考文献

その他の詳細情報

販売価格 700円(税込)