2009年2刷 11.1×16.0 P267 帯背ヤケ ページ複数ヶ所に鉛筆引き線消し跡(筆圧痕)
2009年2刷 11.1×16.0 P267 帯背ヤケ ページ複数ヶ所に鉛筆引き線消し跡(筆圧痕)
“たとえば〈もの〉が仏物・僧物・人物…に分たれていたように、この時代、世界は現代とは異質な多様な〈界〉へと仕切られていた―一つの言葉、一片の法から中世的世界のなりたちを探りあてる。”(カバー紹介文)
目次:
I
中世の「傍輩」
甲乙人
中央の儀
僧の忠節
II
仏物・僧物・人物
折中の法
中世の「古文書」
III
中世の法意識
IV
「傍例」の亡霊
式目はやさしいか
正応元年の追加法
『結城氏新法度』の顔
「裏を封ずる」ということ
一通の文書の「歴史」
おわりに
初出誌一覧
解説 ―中世人との対話(勝俣鎮夫)
索引