昭和47年 A5判 P212 全体に経年によるヤケ、汚れ、時代シミ 表紙小印、記名あり、端少イタミ 表紙から巻頭数ページにかけて上角少折れ跡
昭和47年 A5判 P212 全体に経年によるヤケ、汚れ、時代シミ 表紙小印、記名あり、端少イタミ 表紙から巻頭数ページにかけて上角少折れ跡
目次:
口絵 宮古狩俣の祖神まつり(写真:渡辺良正)
歌謡のおこり ―未開民族の歌謡と文化(小泉文夫)
ぼくの歌謡的体質(野坂昭如)
南島歌謡
{南島の歌謡(松本雅明)/奄美の古歌謡 ―叙事詩の発生(小野重朗)/宮古狩俣の「祖神にーり」(岡本恵昭)}
日本歌謡の起源と歴史
{聖婚・歌垣・国見(阪下圭八)/中世歌謡と民衆思想 ―遊狂の思想は作用したか(馬場あき子)/近世の歌謡について(西山松之助)/国東の盲僧琵琶(村岡空)}
中国・朝鮮ほか
{中国古代の歌謡 ―その呪的性格(伊藤清司)/朝鮮歌謡と風土性(金両基)/アイヌ歌謡の世界(更科源蔵)/かくれキリシタンの歌オラショ(片岡弥吉)}
現代民衆歌謡
{民謡のエロスと反抗 ―土佐の子守唄・田植唄・地鎮歌(嶋岡晨)/やくざうた ―その自虐性と浪漫性(井出英雄)/演歌は大衆の声である(添田知道)/軍歌 ―その《人間の歌》への昇華(入方宏)}
現代のうたびと 深沢七郎インタビュー
唄が火につつまれる あるいは『涙の紅バラ』論(清水哲男)
「哀調」の構造(小長井春雄)
詩と歌謡寸感(山本太郎)/わが流行歌考(富永一朗)
書評 安永寿延著『日常性の弁証法」(石子順三)/花蓆
連載 {細道の中国2 桃源の竹雨(竹内実)/狂気の構造11 一休発作(村岡空)/村で考える2 外海府のばやんたち(吉沢和夫)}