漱石とあたたかな科学 文豪のサイエンス・アイ 小山慶太 講談社学術文庫

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1998年 文庫判 P238 カバーおよび表紙少イタミ 小口少時代シミ 末尾ページ上角少剥がし跡

“夏目漱石は当時の文人としては異例な科学好きであった。『三四郎』で野々宮理学士が行う「光線の圧力測定」の実験などには、手作りの装置でこつこつと自然の謎を解明しようとする科学者の純朴な姿がある。現代科学には失われてしまった人肌のぬくもりを持つ一世紀前の科学は、漱石の作品に味わい深さと膨らみを与えた。科学をこよなく愛した文豪を、同時代の科学史的背景と共に描いた異色の漱石論。”(カバー裏紹介文)


目次:
学術文庫まえがき

第一章 『それから』と落椿
 代助と八重椿/『草枕』と深山椿/落椿の句/椿の落ちる向き/殿さまと寅彦/落椿の論文/“珍研究”の反響/再び「代助と八重椿」

第二章 博士問題と物理学者ファラデー
 ロンドンからの手紙/博士と乞食/大学屋から新聞屋へ/『虞美人草』と博士論文/博士辞退事件/「たゞの夏目なにがし/漱石山房蔵書目録の物理学書/実験の天才/漱石と王立研究所/二つの名台詞

第三章 修善寺の大患と心霊現象
 修善寺の大患/死との対話/人間の生死と星雲説/幽霊を信じた漱石/物理学者オリヴァー・ロッジ卿/世紀末と心霊現象/死後の生/エーテルという不思議な媒質/『猫』の迷亭と『行人』の一郎

第四章 『学者と名誉』と天文学者
 学士院恩賜賞の宴/『学者と名誉』/地球の自転軸のふらつき/ポツダムから届いた手紙/木村栄の大逆転劇/漱石のロンドン日記 「模倣と独立」

第五章 寒月君とケルヴィン卿
 水島寒月、登場す/偉大な古典物理学者/明治政府とケレヴィン卿/漱石とグラスゴー大学/寒月と寅彦の博士論文/ラウエとブラッグ父子のノーベル賞/ロード・ケルヴィンを圧倒する論文/寅彦の恩賜賞/寅彦と寒月


第六章 『文学評論』の「How」と『こころ』の「Why」
 『行人』の「Hさん」/蝿の頭ほどの細字で埋め尽くされた/漱石のノート/「如何に」と「何故」/ニュートンとデカルト/花と鳥と文学/「人の世」と「人でなしの国」/批評家と創作家/「先生」の何故と「私」の何故/「K」の自殺と「先生」の自殺

第七章 『明暗』とポアンカレの「偶然」
 漱石の絶筆/津田の自問自答/ポアンカレの『科学と方法』/ポアンカレとラプラス/小さな原因と大きな結果/津田の二つの恋愛/津田と清子の偶然/ポアンカレの未完の作品/漱石の設定した「三体問題」/『明暗』のその後/知り得ぬ結末

原本あとがき

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