1976年 15.1×25.3 P245 表紙および小口ヤケ、汚れ
1976年 15.1×25.3 P245 表紙および小口ヤケ、汚れ
全245ページのうち特集168ページ。
目次:
I 内と外あるいは分身と装飾
場所不在の首都 ウィーン・フロイト・シュニッツラー(N・ミノール 訳:加藤敏)
もうひとりの〈私〉あるいは空虚への欲望 アドルフ・ロースの墓に(H・ダミッシュ 訳:岩佐鉄男)
II Wiener Kreisと〈知〉の現在
ウィトゲンシュタインとヴィーン学団(黒崎宏)
世紀末の認識論 エルンスト・マッハとウィーンの精神(野家啓一)
ゲーデルと現代数学(赤攝也)
赤と黒の間で ウィーンにおけるハンス・ケルン(長尾龍一)
III 批評と謎あるいは文明の変容
言語批評と戦争 カール·クラウスの諷刺(池内紀)
ヴォルフとブルックナー 出会いの時と別れの時(エクシュタイン 訳:高橋巌)
IV 薔薇と音楽
<薔薇の騎士>論 遊戯に至る現世主義(恒川隆男)
音楽の都(三光長治)
アフォリスメン(A・シェーンベルク 訳:入野義朗)
V 対話
ウィーンまたはバロックの闇(開高健+佐々木基一)
パレルゴンII(J・デリダ 訳:高橋允昭)
連載
ヘルメス文書 連載VII(荒井献、柴田善家)
星の誕生と進化 宇宙の進化 連載VIII(小尾信彌)
人間の終焉 人間の終焉・分子生物学者のことあけ 連載VII(渡辺格)
不可能の証明 幾何学的発想 連載VIII(矢野健太郎)
マルクスの学位取得前後 マルクス・エンゲルスの思想圏・本邦未紹介資料を中心に 連載VIII(廣松渉)
イコン・ゾーンI 〈ウィーンの栄光と残照―世紀末の街路〉(構成:杉浦康平、鈴木一誌)
イコン・ゾーンII 〈ウィーンの記憶・痕跡〉(構成:杉浦康平、鈴木一誌)
イコン・ゾーン図版説明