薈庭楽話 徳川頼貞 春陽堂
昭和18年 四六判 P338 全体に経年によるヤケ、時代シミ、汚れ、少イタミ 表紙端少縛り跡
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商品の説明
昭和18年 四六判 P338 全体に経年によるヤケ、時代シミ、汚れ、少イタミ 表紙端少縛り跡
目次：
序（小泉信三）
序（小松耕輔）
序（牛山充）
序 薈庭楽話出版に際して（黒田清）
著者序
はしがき
一 幼年時代の思ひ出
｛軍楽／ジンタ／軍歌と唱歌｝
二 少年時代の回顧
｛ケーベル博士／喜歌劇団／管弦楽／音楽の友達／音楽奨励会｝
三 第一次外遊
｛出発／シベリアの旅／モスコーの歌劇「カルメン」／聖ペテルブルク、マリンスキイ劇場にシャリピアンのボリス・ゴドノゥフを聴く｝
四 倫敦
｛ベーリス・ホテル／音楽を聴かせる電話／音楽学校／ケンブリッヂ大学への入学／コヴェント・ガーデン座のオペラ「ラ・ボヘーム」／ワグナーの歌劇「パーシファル」／巴里のオペラ―ウォルフ・フェラリの歌劇／歌の女王マダム・パティ／パティ後聞―クレーグ・イ・ノス城／ポロック夫人とジェンキンス夫人―小さ過ぎたチョッキ／モーツァルトのコンチェルト／ウォーミングトン夫人／ブルメル・トーマスと音楽堂建設案／舞踊家アンナ・パヴロワ｝
五 帰朝
｛ツェッペリンの倫敦空襲／太西洋上のパブロ・カザルス／紐育の歌劇場／エオリアン・パイプ・オルガン／ポストンのモーニング・コンサート｝
六 外人音樂家建
｛提琴家ミス・ベルソン／困った作曲／��鳥で第九交響曲を聴く／ポグミル・シコラ／マダム・ザレスカ／プロコフィエフ｝
七 南葵楽堂
｛楽堂の設計／楽堂の建設／開堂式／南葵楽堂第一回演奏会／南葵楽堂附属図書館とカミングス文庫／パイプ・オルガンの到着／パイプ・オルガン披露演奏会／露西亜救済慈善音楽会｝
八 その頃の東都楽壇
｛露西亜歌劇団の来朝／関西に官立音楽学校設置の運動／ザルツマン／チェルカスカヤ公爵夫人／亡命楽人の群｝
九 第二次外遊
｛ニース／モンテカルロの河畔にモーツァルトの「魔笛」を聴く／プッチーニの思ひ出／大指揮者ニキシュ／洋琴家ブゾーニ／フィレンツェの音楽学校／水都ヴェネツィア／巴里の我が皇太子殿下（リュニオン・アンロツ・アリエのソアレー）／サン・サーンス／ヴァンサン・ダンディー／伯林のフラウ・フォン・ジーモン／世界大戦後の倫敦・サー・ヘンリー・ウッド／声楽家スミルノフとサンマビル大佐｝
一〇 大音楽家の来朝
｛洋楽家レオポルド・ゴドウスキー｝
一一 セロの大家ホルマン
翁の来朝／ホルマン翁のことゞも(東京音楽学校訪問)／ホルマン翁と日本料理／ホルマン翁演奏会／ホルマン翁とブルメスター氏／クライスラー／ガルネリウスのセロ／ホルマン翁の叙勲／ホルマン翁告別演奏会、別れの晚餐／ホルマン翁と藤原義江とピアストロ／ヂンパリストとアルマ・グレック／マッコーマックとシャンペン／西欧の楽人達｝
一二 南洋の旅
｛マニラの竹製パイプ・オルガンとジャワのクンスト博士／ソロ・カルタ、ジョクジャ・カルタ（サルタンとその音楽舞踊)／泰国とその音楽／アンコール・ワットの夜景とカンボヂャの宮廷舞踊／安南の音楽を聴く
一三 第三次外遊
｛巴里のコルトー／シャルル・ヴィドールのオルガンを聴く／倫敦に於けるミシャ・ レヴィッキとヘンリー・ウッド／北欧の旅／王立オペラ劇場にザンドナイのオペラを見る／マッチ王クリーゲル氏の夜宴／ストックホルムの音楽堂と音楽学校／伯林／ワルトブルク城／国際演奏家連盟会議／巴里のシャリアピン
一四 南米の旅
｛南十字星をたづねて／リオ・デ・ジャネイロ／ブエノス・アイレス／国境の基督像／サンチアゴ／ブェナ・ヴェンテューラ／ハヴァナ｝
一五 ルビンシュタインそのほか
｛ルビンシュタインの話／上海市立管弦楽団招聘の計画／シュトラウスのアルペン・ジュンフォニー｝
