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大歌謡論 平岡正明 筑摩書房

2,300円(税込)

1989年 A5判 P739+索引P12 帯付 函僅汚れ、少凹み 本体元パライタミ、下端破れ 小口少シミ汚れ

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商品の説明

1989年 A5判 P739+索引P12 帯付 函僅汚れ、少凹み 本体元パライタミ、下端破れ 小口少シミ汚れ

“クラシック、ジャズなどの外来音楽と日本の音楽的伝統の衝突によって成立した近代音楽としての歌謡曲。その源流としての江戸芸能や明治の浪曲から戦後の年下層音楽としてのブルース艶歌の誕生までの展開を、横浜=上海の港町を結ぶ都市軸、日本語の伝統的韻律論、大衆ナショナリズムへの洞察などを踏まえて縦横に論究する。
二年半の歳月をかけた著者渾身の書下ろし二千枚の巨篇
奇ッ怪サイサイ節から、女王美空ひばりの登場まで。”(帯文)

目次:
序章 奇ッ怪なり、「サイサイ節」
第一章 近世日本語の洗練 新内と清元
第二章 MIKADO受難
第三章 ムギュの諸相 明治オノマトペ考察
第四章 かっぽれ
第五章 ハードが神 維新第二革命論者が見た東京の終り
第六章 通史的LPの検討 方法論
第七章 東京音頭の踊狂
第八章 昭和初年流行歌論
第九章 虎造節清水次郎長伝の分析
第十章 勝太郎節天保水滸伝の分析
第十一章 雲右衛門義士伝全体像の想像
第十二章 都々逸ブルース
第十三章 歌謡曲タンゴ総論
第十四章 「何日君再来」のドゥエンテ
第十五章 軍歌
第十六章 坊主の評論 ねんねんころりよ
第十七章 リンゴ王朝秘史 闇市のメロディ
第十八章 昭和二十二年歌謡曲論
第十九章 ブギウギから艶歌への転換 ひばりテーゼ
第二十章 植木等異説 戦後森の石松主義の揚棄
第二十一章 How Deep Is The 古賀メロディ

あとがき
参考文献
索引

その他の詳細情報

販売価格 2,300円(税込)