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映画芸術 No.202 特集:人間・このグロテスク/頭と人・日本「企業映画」論/ほか 映画芸術社

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1964年7月号 B5判 P118 全体に経年によるヤケ 表紙汚れ、剥がし跡

商品の説明


1964年7月号 B5判 P118 全体に経年によるヤケ 表紙汚れ、剥がし跡

目次:
【特集 人間・このグロテスク ベルイマンから『越後つついし親不知』まで】
白夜のなかの表情(埴谷雄高)
ベルイマン・この禁欲主義者(澁澤龍彦)
グロテスクの意味 「越後つついし親不知」の強姦と屍姦(岩田宏)
ベルイマンは「沈黙」で何を語ったか(斎藤竜鳳)

今井正(越後つついし親不知)と木下恵介(香華)論
 観客の眼は変りつつある 〈越後つついし親不知〉にみる都会的見方の不毛(戸井田道三)
 三つの条件のなかの昭和十二年論(小川徹)
 木下恵介は自己の感懐に倦んでいる(押川義行)
 ヒステリーの古典的表現(奥山翠)
 アナクロニストなる故の魅力(佐藤重臣)

【世界の人はこう見てる!】
(セイロン)非現実すぎる/(台湾)ひっそりみる効用/(台湾)命を惜まぬ国民性/(タイ)男らしい時代劇が好き/(台湾)「昆虫記」の自由と親孝行/(パキスタン)東京は花のない町/(ボルネオ)この目で確かめるために/(アメリカ)正直な性の描きかた/(インド)アクションの貧弱さ/(ドイツ)顔面筋肉のコントロール/(中国)「人間の条件」と実話/(ポーランド)ワイダに羨まれて/(イタリア)人間そのものへの最大の侮蔑/(フランス)私の溝口健二論/(トルコ)日本に似た習慣/(ソ連)「羅生門」などをこうみる

合作映画の可能性 「あしやからの飛行」「青い目の嫁はん」(鶴見俊輔)
アトムをうち鉄人を壊せ(佐野美津男)
時代劇の映画考証学 「三匹の侍」「座頭市千両首」における代官(稲垣史生)

【頭と人・日本「企業映画」論】
〈東宝〉藤本による「都会調」ムードの確立(井沢淳)
〈日活〉その頽廃と江守専務の任務(野口雄一郎)
〈大映〉冒険への意欲?
〈松竹〉城戸社長路線はこれでいいのか(清水俊夫)
ルポ時評 記録映画界てんやわんや 「政治と芸術」の流れのなかの紳士録(佐々木守)

シナリオ 昨日・今日・明日(監督:デ・シーカ 脚色:V・ザバッティーニ)

【連載】
わが独立プロ史 「人間」撮影日誌3(新藤兼人)
ぼくの野良犬東西紀行 ウィーン編(浦山桐郎)
帝銀事件の真相(続) 進駐軍第八公衆衛生課へのうたがい(熊井啓)

シナリオ月評(林玉樹)
ぼくのシネ・スケッチ・ブック 「沈黙」「鏡の中にある如く」(やなせ・たかし)

その他の詳細情報

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