1964年4月号 B5判 P118 全体に経年によるヤケ 表紙剥がれ大、汚れ、折れ跡、端少破れ
1964年4月号 B5判 P118 全体に経年によるヤケ 表紙剥がれ大、汚れ、折れ跡、端少破れ
目次:
【特集 アメリカは自己を守り得るか 《五月の七日間》をめぐって】
現実的な危機感(五味川純平)
アメリカにクーデターは起るか(林克也)
《五月の七日間》の真理と背理(陸井三郎)
フランケンハイマーについて(滝口達男)
シナリオ 『五月の七日間』(脚本:ロッド・サーリング 監督:ジョン・フランケンハイマー)
【特集 「砂の女」批判】
にっぽん脱出はいかにして可能か てこでも動かぬ女房的リアリズム(奥野健男)
ホームドラマ大批判 勅使河原宏「砂の女」・篠田正浩「乾いた花」・ズルリーニ「家族日誌」(関根弘)
映画作家と日本脱出 市川・藤原・勅使河原・今村の場合(金坂健二)
寓話的なとらえ方(戸井田道三)
バカとど根性 「馬鹿まるだし」「続・拝啓天皇陛下様」「図々しい奴」の主人公たち(佐藤忠男)
豚と船の家憲 「アルトナ」の描き出した今日は、我々にとって無縁のものだろうか(斎藤竜鳳)
面白い・わからない・つまらない論 「三文オペラ」「春のめざめ」(深沢七郎)
連載 ひとり女優であること 岡田茉莉子自叙伝 女優として、人間として、ギリギリの線―「秋津温泉」のころ
連載 僕ののら犬東西紀行(5) 続・ポーランド編 アウシュビッツ収容所をたずねて(浦山桐郎)
特別インタビュー アンドレ・カイヤットに訊く
グラフ特集 小国の理想
{ギリシャ映画の台頭(尾崎宏次)/私が見たブラジル(富山妙子)/東独映画について(岩崎昶)/東ベルリンの印象(桜井正寅)}
シナリオ月評(林玉樹)
僕のシネ・スケッチ・ブック(やなせ・たかし)
シナリオ 『裸で狼の群のなかに』(脚本・原作:ブルーノ・アッピッツ 監督:フランク・バイヤー)