1980年6刷 A5判 P267+索引P6 カバー少ヤケ、少スレ、端少イタミ、内側時代シミ 天・小口ヤケ、時代シミ
1980年6刷 A5判 P267+索引P6 カバー少ヤケ、少スレ、端少イタミ、内側時代シミ 天・小口ヤケ、時代シミ
“古代人にとって、神話とはあらゆる不条理や残酷さを秘めた生きる営為そのものであった。20世紀屈指の2人の碩学、神話学社ケレーニイと心理学者ユングが「童児神」「少女神」の神話像を手がかりに、神話の本質と根源を明かした「開かれた神話学」のための入門書”(宣伝文)
目次:
新版〔第四版〕まえがき
第二版・第三版まえがき
序説 神話の根源と根拠の創設について(カール・ケレーニイ)
I/A 童児神(カール・ケレーニイ)
{1 童児神たち/2 孤児/3 ヴォグール族の神/4 クッレルヴォ/5 ナーラーヤナ〔那羅延夫〕/6 アポローン/7 ヘルメース/8 ゼウス/9 ディオニューソス}
I/B 幼児元型の心理学のために(C・G・ユング)
序論
A 幼児元型の心理学 {1 過去状態としての元型/2 元型の機能/3 元型の未来性/4 幼児モチーフの単一性と多様性/5 童児神と英雄児}
B 幼児元型の特殊現象学 {1 「幼児」の遺棄/2 幼児の無敵さ/3 幼児の両性具有性/4 初めと終りとしての幼児}
まとめ
II/A 少女神(カール・ケレーニイ)
{1 アナデュオメネー/2 神話的観念の逆説/3 神々しい少女像/4 ヘカテー/5 デーメーテール/6 ペルセポネー/7 インドネシアの娘神《コレー》/8 エレウシースのコレー/9 エレウシースの逆説}
II/B コレー像の心理学的位相について(C・G・ユング)
結び エレウシースの奇蹟について(カール・ケレーニイ)
原註
文献一覧
訳者あとがき
索引