2010年　Ａ５判　P272

目次：
【特集　日本民俗学の研究動向（2006―2008）】
特集にあたって
総説　民俗学における流行と不易（篠原徹）
生業　暮らし　（あるいは生き方）を捉える糸口（石垣悟）
衣食住　生活環なき衣食住研究（宮内貴久）
社会　民俗学は社会から何を見るのか？―場と個人をめぐる方法的態度（和田健）
人生　「生」と「死」に向かう人生儀礼研究（前田俊一郎）
信仰　歴史、外部、個人そして内面（徳丸亞木）
口承　学会の動向と「実践」への潮流（根岸英之）
芸能　民俗芸能における「実践」の研究とは何か（大石泰夫）
視角
　民俗学におけるジェンダー研究の現状と今後の展望―「女性化」したジェンダー概念からの脱却に向けて―（加賀谷真梨）
　「ガバナンス」の現在と民俗学研究の方向（室井康成）
　消費／消費社会から捉えなおす日常への視角―人・物・商品の社会的プロセス―（門田岳久）

【書評】
菱川晶子著『狼の民俗学―人獣交渉史の研究―』（藤井弘章）
岡恵介著『視えざる森の暮らし―北上山地・村の民俗生態史―』（小椋純一）

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