平成15年 A5判 ソフトカバー P231 本体僅歪み 帯少イタミ、背ヤケ
平成15年 A5判 ソフトカバー P231 本体僅歪み 帯少イタミ、背ヤケ
副題:エキゾチックな物理学の数式を読み解く
“この本は宇宙論の「非公式」な入門書です。
理論の面から言えば、宇宙論というのは、「宇宙のシナリオ書き」にほかなりません。脚本家が映画のシナリオを書くように―。
宇宙の誕生以来、現在から未来にいたるまで、宇宙は、どのように姿を変えて発展するのか。それを、数式という言葉を用いて描き出すのです。
この本では、江戸っ子気質の竹内節で、ちょっと変わった「宇宙のシナリオ」をご紹介いたします。(本書「はじめに」より”(帯裏紹介文)
目次:
はじめに
[パート1]とりあえず宇宙論のイメージをつかむ篇
1 僕は昔、「ヒモ」をやっておりました
2 すべてはアルバートからはじまった(1)
3 駆け巡るニュートリノ
4 すべてはアルバートからはじまった(2)
5 江戸川乱歩と現代宇宙論
6 鏡の宇宙と素領域
7 ディラックの『巨大数仮説』と『人間原理』
8 [番外編]光速でサイクリング? 〜17メートル毎秒で進む光の意味〜
9 銀河鉄道の夜
10 パラレル宇宙
[パート2]数式をいじってみる篇
1 宇宙論を数式で「やる」にはどうしたらいい?
2 具体的な計算を眺めてみよう
3 測地線は直線っぽい曲線のことなり?
4 測地線の「物理」的な意味
5 曲率を一般化する
6 接続Γのご紹介
7 アインシュタインのG印
8 gとδの関係
9 ストレスと圧力にさらされて
10 いよいよ曲率の計算
11 非常に重要な補足
12 ようやく本当の宇宙論=FRW計量のお話
13 クライマックス?
14 ようやく標準宇宙論のアインシュタイン方程式
あとがき
索引