2003年初版　A５判　P270　函および帯少ヤケ、少クスミ　本体カバー僅スレ、内側少汚れ

“現代魔術の新たなる視座
英国魔術界の異端児たる混沌魔術はA．Q．スペアをその祖とし、伝統魔術のテクストを昇華させることによって独特の体系を確立した。「混沌魔術」という言葉そのものの発祥の書であり現代魔術体系にパラダイム・シフトを引き起した本書を抜きにして、現代魔術を語ることはできない。”（帯文）

目次：
日本の読者たちへ
【第１部　「無の書」】
　序文／団と探求
第１章　MMMの書
　｛心の統制／魔術／夢見述｝
第２章　LUXの書
　｛グノーシス／喚起／召喚／解放／アウゴエイデス／占術／魅惑魔法｝
第３章　NOXの書
　｛妖術／霊体／変化／恍惚／無作為の信仰／欲望のアルファベット／至福千年紀｝
第４章　AOMの書
　｛アエティール／全質変化／カオス球／アイオン／転生｝

【第２部　「心霊飛行士」】
　序文
第５章　新アイオンの魔術
第６章　グループによる魔術実験
第７章　意識のレベル
第８章　魔術戦
第９章　混沌の儀式
　｛カオスのミサ／秘儀参入／悪魔祓い／終油の秘蹟―最後の魅惑魔法／聖職受任式｝
第１０章　魔術的時間
第１１章　化学的グノーシス
第１２章　魔術的視座
　｛カオス―宇宙の秘密／バフォメット／心霊検閲／悪魔コロンゾン｝
第１３章　シャーマニズム
第１４章　グノーシス主義
第１５章　オカルト司祭述
第１６章　魔術武器
第１７章　魔術的パラダイム
第１８章　逸話
第１９章　カタストロフィ理論と魔術
　カタストロフィ理論

現代魔術大系とその潮流（Fr. Hieros Phoenix）
後書きという名のはじまり（金尾英樹）