シャーマニズム 上下2冊揃 ミルチア・エリアーデ ちくま学芸文庫

2004年初版 P479、466 上巻カバー背僅汚れ

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2004年初版 P479、466 上巻カバー背僅汚れ

“著者はシャーマニズムを「エクスタシーの始原的な緒技術」と定義する。その担い手たるシャーマン、聖の専門家はいかにして誕生し、どのような活動を行うのだろうか。膨大な資料を駆使しつつ、シャーマンの召命と試練、象徴的な死と再生、めざましい超能力や、それを支えるコスモロジーに説き及ぶ本書は、比較宗教学あるいは宗教形態学の古典であるとともに、原初の世界と人間の普遍的な型に迫ろうとする情熱的な思想の冒険行でもある。本巻には、イニシエーションの諸相、衣裳と太鼓のシンボリズム、中央・北アジアのシャーマニズム、宇宙論などのテーマを含む第8章までを収録。全2巻”(上巻カバー裏紹介文)

“「もっとも重視したのは、シャーマニズム的現象そのものを紹介すること、そのイデオロギーを分析すること、その技術とシンボリズムと神話とを検討することである」(序言)。著書の意図は明らかだ。実証的個別研究の一つとして本書を遇しては、その意図を見誤ることになろう。「超歴史的」「類型的」アプローチから見えてくる宗教現象の普遍的古層こそが、エリアーデには重要だった。世界の再神話化を目指す、すぐれて20世紀的な試みとして本書を読むことが可能である。本巻には、南北アメリカ、東南アジアとオセアニア、印欧系緒民族、日本を含む東アジアを扱う第9章以降を収録。”(下巻カバー裏紹介文)

目次:
【上巻】
序言
第二仏語版への序
日本語版への序
訳者覚書

第一章 概説 成巫方法=シャーマニズムと神秘的天職
 {アプローチ/シャーマンの能力の授与/西シベリアおよび中央シベリアのシャーマンの補充/トゥングース人におけるシャーマンの補充/ブリヤート人とアルタイ人におけるシャーマンの補充/シャーマンの能力の世襲的伝達とその獲得への探求/シャーマニズムと精神病理学}

第二章 イニシエーション的疾病と夢想
 {疾病―イニシエーション/ヤクート・シャーマンのイニシエーション的エクスタシーと幻覚/サモエード・シャーマンのイニシエーション的夢想/トゥングース人、ブリヤート人、その他におけるイニシエーション/オーストラリアの呪術師のイニシエーション/オーストラリア、シベリア、南アメリカその他の比較対照/南・北アメリカ、アフリカ、インドネシアにおける儀礼的解体/エスキモー・シャーマンのイニシエーション/おのれの骸骨の観照/部族のイニシエーションと秘儀社会}

第三章 シャーマンの能力の獲得
 {シャーマンの起源に関するシベリアの神話/ゴルディ人とヤクート人におけるシャーマンの選び/ブリヤート人、テレウート人におけるシャーマンの選び/シャーマンを守護する女性の霊/死者霊の役割/「霊を見るということ」/補助霊/「秘密の言葉」―「動物の言語」/北米におけるシャーマン的能力の探索}

第四章 入巫儀礼(イニシエーション)
 {トゥングース族と満州族における入巫儀礼/ヤクート人、サモエード人、オスチャーク人における入巫儀礼/ブリヤート人、オスチャーク人における入巫儀礼/ブリヤート人の入巫儀礼/アローケーニア人のシャーマンの入巫儀礼/儀礼的な木登り/カリブ族のシャーマンの天界旅行/虹による上昇/オーストラリア人の入巫儀礼/上昇儀礼の他の形態}

第五章 シャーマンの衣裳と太鼓のシンボリズム
 {諸言/シベリアの衣裳/ブリヤート人の衣裳/アルタイ人の衣裳/シャーマンの鏡と帽子/鳥を用いるシンボリズム/骸骨のシンボリズム/骨からの再生/シャーマンの仮面/シャーマンの太鼓/世界中の儀礼衣裳と呪的太鼓}

第六章 中央および北方アジアにおけるシャーマニズム
 I 天界飛翔と冥界下降
  {シャーマンの機能/「白」シャーマンと「黒」シャーマン=「二元的」神話の問題/馬の供養とシャーマンの展開上昇(アルタイ語系人)/バイ・ユルゲンとアルタイ・シャーマン/地下界への下降(アルタイ語系人)/魂の導き手としてのシャーマン(アルタイ語系人、ゴルディ人、ユラーク人)}

第七章 中央および北方アジアにおけるシャーマニズム
 II 呪術的治療―魂の導き手としてのシャーマン
  {魂の呼び出しと魂探し―タタール、ブリヤート、カザフ・キルギス人の場合/ウゴール人とラップ人におけるシャーマンの巫儀/オスチャーク人、ユラーク人、サモエード人における巫儀/ヤクート人とドルガン人におけるシャーマニズム/トゥングース人とオロチョン人におけるシャーマンの巫儀/ユカギール人のシャーマニズム/コリヤーク人における宗教とシャーマニズム/チュクチ人におけるシャーマニズム}

第八章 シャーマニズムと宇宙論
 {三つの宇宙域と世界柱/宇宙山/世界木/神秘の数/七および九/オセアニアの宗教におけるシャーマニズムと宇宙論}

【下巻】
第九章 南・北アメリカのシャーマニズム
 {エスキモーのシャーマニズム/北米のシャーマニズム/北米のシャーマンの巫儀/パヴィツォ族のシャーマンの病気治療/アチョマウィ族のシャーマンの巫儀/冥界下降/秘儀講とシャーマニズム/南米のシャーマニズム―多様な儀礼/シャーマンの病気なおし/アメリカ大陸におけるシャーマニズムの古さ}

第十章 東南アジアとオセアニアにおけるシャーマニズム
 {セマング族、サカイ族およびジャクン族におけるシャーマン的信仰と技術/アンダマン諸島とニコバル諸島におけるシャーマニズム/マライのシャーマニズム/スマトラのシャーマンと司祭者ボルネオとセレベスにおけるシャーマニズム/「死者の舟」とシャーマンの舟/ダヤク族における他界遍歴/メラネシアのシャーマニズム/ポリネシアのシャーマニズム}

第十一章 印欧系諸族におけるシャーマンのイデオロギーと技術
 {諸言/古代ゲルマン人のエクスタシー技術/古代ギリシア/スキタイ人、カフカス人、イラン人/古代インド―上昇の儀礼/古代インド―呪的飛翔/苦行と加入礼/インドにおける「シャーマン的」シンボリズムと技術/インドの先住民におけるシャーマニズム}

第十二章 チベット、中国および極東におけるシャーマンのシンボリズムと技術
 {仏教、タントラ教、ラマ教/ロロ族におけるシャーマニズム的宗教実践/モソ族のシャーマニズム/中国におけるシャーマンのシンボリズムと技術/蒙古、朝鮮、日本}

第十三章 相似せる神話、シンボルおよび儀礼
 {犬と馬/シャーマンと鍛冶屋/「呪的灼熱」/「呪的飛翔」/橋と「難径」/梯子-死者の道-上昇}

第十四章 結論
 {北アジアのシャーマニズムの形成}

エピローグ

訳者あとがき
解説
文献目録・邦語文献目録
索引
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