1974年　Ａ５判　P206　表紙ヤケ、クスミ、時代シミ　裏表紙下角少濡れシミ

全206ページのうち特集77ページ。

目次：
【サーカムナヴィゲーション】北西航路の話（池澤夏樹）
【ブロウチェク世界歌劇場】銅鐸乱舞（林光）
【ムーヴィング・アイ】客車で移動した材木（萩原朔美）
【ノンセンスの絵本】瘋癲老人　その動物たちとの不幸な関係（エドワード・リア　訳：高橋康也）
【新鋭詩人作品】
　ぼくがオルフェなら（大平昇）
　墓地（釜山健）
【詩】
　女尊の崇り（鮎川信夫）
　恋する人（清水昶）
　流れるうてなに（佐々木幹郎）
【長詩】詩章十二（相澤啓三）
【生きる歓び】毀れやすい丘（岡田隆彦）
【短篇】オランダの窓（中村稔）
【連載エッセイ】一人の彼方へ　四　わが回帰（黒田喜夫）
【エッセイ】葡萄の神（円子修平）
【対話】湧き水談義（田村隆一、吉行淳之介）

特集　現代イタリアの詩と映像
【グラビア】イタリア　映像の神話（フェリーニ、パゾリーニ）
【エッセイ】
　ジェルミとボロンテ（富岡多恵子）
　この世の外からのもの（ル・クレジオ　訳：及川馥）
　自然主義の恐怖（パゾリーニ　訳：花野秀男）
【イタリア現代詩】
　パヴェーゼ詩抄（パヴェーゼ　訳：河島英昭）
　パゾリーニ詩抄（パゾリーニ　訳：米川良夫）
【エッセイ】
　神話と歴史の間に（饗庭孝男）
　意識・下意識・集合的下意識（松本俊夫）
　ズヴェーヴォ＆ガッダ（千種堅）
　詩人という仕事（河島英昭）

【連載シンポジウム・全体像・十九世紀の文学と芸術・第七回】ソシャリズムの展開（続）（菅野昭正、高階秀爾、平島正郎）
【古典】醒めたる〈艶〉（馬場あき子）
【連載】断章（大岡信）
【海外奇人伝】ガレッティ先生失言集（池内紀）
【解放区】
【われ発見せり】Ｙ市の冗談（岩成達也）