平成元年4刷　四六判　P243　帯破れ、折れ跡　カバー背少ヤケ、端少イタミ

“和風建築の伝統の技能
建築関係者はもとより各層から好評を博している「建築徒然草」の待望の続編。明日の日本建築のために、軽妙な筆で和風建築の伝統を語る。”（帯文）

目次：
七重の塔／家と妖怪／奇数と偶数／湿気と材料／右上位左下位／視角の錯誤／住宅の広さ／幕府の規制／飛騨の木匠／木遣歌／女性の髪の毛／建築の神々／百姓伝記／窓格子／枕の方位／強気と弱気／襖の引手／和室の色彩／古今・新古今の家／二条陣屋／和風構法と地震／鳶の京さん／真・行・草／天井の話／日本見聞録／二階建ての話／樹木の成育／茶室の事／木材の樹脂／建築の成句／請負契約／衣裳比べ／屋敷神・職業神／付書院・平書院／落語の甚五郎／松・竹・梅／書紀の大工／織部と石州／婦唱夫随／数寄屋の材料／建物の修理／守・破・離／自動扉／沓脱石と飛石／能狂言の中の建築／大黒柱と中心／数寄屋風料亭旅館／浴室の温度／女性の大工／陽樹と陰樹／桂と東照宮／厄年と易占／糞尿談／中国のことわざ／おかめの面／島原の角屋／まな板の無い家／江戸の火消し／桧の柱／二度の涙